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2022.11.25

クラッシャー上司とは?口癖や弱点、特徴を踏まえた対処方法を解説

今回はクラッシャー上司の口癖や弱点など特徴について詳しく解説します。 この記事を読めば、上司の厳しい言動で部下が退職してしまう問題を改善していけるでしょう。ぜひ、職場の人間関係の改善を目指している方は、この記事を参考にしてみてください。

<はじめに>
上司との人間関係に悩み離職してしまう人は多く見受けられます。
リクナビネクスト「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」では、「上司・経営者の仕事が気に入らなかった」が転職理由の第1位となっています。

部下に厳しい言動を浴びせる上司は、なぜ、精神的・身体的に追い込んでしまうのでしょうか?上司の伐倒によるトラブルが発生した場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?

今回は、部下を潰す「クラッシャー上司」について解説します。この記事を読めば、上司による被害が発生した場合の対処方法だけでなく、対策方法まで理解できます。ぜひ、職場の定着率を上げたい方は、この記事を参考にしてみてください。

クラッシャー上司とは


クラッシャー上司とは、厳しい言動や命令を繰り返して部下を退職に追い込んでしまう上司を指します。
クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち」の著者である松崎一葉さんが名付けました。

クラッシャー上司は部下を育成する際の言葉の選び方が下手で、以下のような発言で部下を傷つけていきます。

[クラッシャー上司の口癖]

 ・「俺の命令したことが、何でできないの?」
 ・「自分で考えられるだろう?」
 ・「何度言えばわかるの?」
 ・「お前だからできないんだ」

クラッシャー上司は厳しい言動が多く、部下との人間関係に溝を作ってしまいます。

クラッシャー上司とパワハラ上司の違い

クラッシャー上司とパワハラ上司の違いは、社内で評価をされているか否かです。

パワハラ上司は、役職などの立場を利用して部下に精神的・肉体的苦痛を与える上司をいいます。その一方で、クラッシャー上司は優秀な人が多く、自分ができることは部下もできると考えています。そのため、部下に責めを繰り返してしまうのです。

クラッシャー上司は能力が高いため、社内で評価せざるを得ない人物であるため、対処は慎重に行う必要があります。

クラッシャー上司の特徴


部下に厳しい言動を繰り返すクラッシャー上司には、以下のような特徴があります。

仕事ができる

クラッシャー上司は優秀で、会社の業績に大きく貢献しています。会社の業績に貢献しているため、経営層から可愛がられています。自尊心が高く認められたいと思っているため、長時間労働にも耐えられます。そのため、「自分の仕事のやり方が正しい」「自分が尊重されるべきだ」と強い自信を持っているのです。

部下に同等のレベルを求める

クラッシャー上司は優秀な人が多いため、自分と同等のレベルを部下に求めます。それが叶わないときに、部下に厳しい言動をしてしまうのです。

「こんなこともできないの…?」と相手を見下してしまったり、「おまえはバカだな」と相手の人格を否定してしまったりすることもあります。

クラッシャー上司の仕事ぶりは社内で評価されているが故に、周囲にも同等のレベルを求めたがります。

好き嫌いが激しい

クラッシャー上司は、好き嫌いが激しいです。気が合う部下と気持ち良く、自分のペースで仕事がしたいと思っています。部下を率いる立場となれば、職務権限も強くなるため、自分の意思が尊重できます。そのようなポジションを最大限に活用して、「好き」「嫌い」で部下を評価してしまうのが欠点です。

嫌いな人に対しては粗探しをして、好きな人に対してはエコ贔屓して、周囲を不愉快にします。

クラッシャー上司が標的にする人


クラッシャー上司の特徴をご紹介しましたが、どのような部下が標的にされるのでしょうか?次に、クラッシャー上司が標的にする人の特徴をご紹介します。

優秀な社員

クラッシャー上司は、優秀な社員に対して攻撃をします。その理由は、自分の立場を脅かす存在を蹴落としたいと思っているためです。クラッシャー上司は、経営層から認められたいと思っています。そのようなポジションが奪われてしまわないように、優秀な社員にパワハラしてしまうのです。

具体的な例を述べると、優秀な社員が成果を出したときに、自分の手柄のように報告します。成果を横取りされてしまうため、部下は仕事に対する意欲が湧かなくなります。経営層がシッカリと評価、フォローしないと優秀な社員が離職してしまうため気をつけてください。

仕事ができない社員

クラッシャー上司は、仕事ができない社員を見下してしまいがちです。クラッシャー上司自身が優秀なため、指示通りに動けない社員をバカにしてしまいます。

「俺の命令したことが、何でできないの?」「お前はバカなの?」と業務上の指摘ではなく、相手の人格を否定する発言をしてしまう場合もあります。

また、自分はできると自覚しているため、謝ろうという気持ちを持っていません。人格を否定された部下はメンタル不調になり離職してしまいます。

嫌いな社員

上司は立場を利用して気ままに振舞うため、嫌いな社員に理不尽な発言をすることもあります。

どのような人物が嫌いかは上司によって異なりますが、嫌いな人物の仕事の粗探しをします。また、嫌いな人に対しては褒めたりしません。相手が嫌いであることが、表情や言動から読み取れます。そのため、部下は委縮してしまい、上司との人間関係に悩んで離職してしまいます。

クラッシャー上司による被害が発生した場合の対処法


クラッシャー上司による被害が発生した場合は、以下のような手順で対処しましょう。

1.事実関係を調査する
2.パワハラの有無を確認する
3.調査報告書を作成する
4.被害者への配慮の措置を行う
5.加害者に対する処分の措置を行う
6.再発防止に向けた措置を講ずる

ここでは、各手順について詳しく解説していきます。

事実関係を調査する

クラッシャー上司によるトラブルが発生したら、事実調査を行います。

[事実調査の方法]

・相談者にヒアリングをする
・メール履歴や録音データなど、トラブルの証拠を提出してもらう
・相談者の承諾を得た上で関係者にヒアリングを行う
・相談者の承諾を得た上で行為者にヒアリングを行う
・相談者と行為者の内容が食い違う場合は、再度ヒアリングを行う

相談者と行為者の供述が異なる場合は、証拠や事情聴取をして、どちらが正しいかを判断していきます。ヒアリング内容は書類にまとめておき、対象者に内容を確認してもらって署名してもらってください。

パワハラの有無を判断する

事実関係の調査結果をもとに、パワハラの有無を判断していきます。

[パワハラに該当する内容]

・過重な仕事を与えられた
・全く仕事を与えてくれない
・暴言を吐かれた
・退職しても良いと脅された
・仕事のミスだけでなく、人格を否定してきた
・人前で激しく叱責してきた
・暴力を振るわれた
・無視され続けている
・不法行為を強要された

調査報告書を作成する

パワハラの有無を判断できたら、調査報告書を作成していきます。

[調査報告書の記載内容]

・調査担当者の氏名
・調査期間
・調査方法
・パワハラ被害申告の経緯
・パワハラ被害の内容
・行為者の主張内容
・調査で判明した事実
・パワハラの有無に関する認定
・パワハラ防止のための改善点

被害者への配慮の措置を行う

パワハラがあったと認定された場合は、加害者から被害者に謝罪をさせます。その上で、加害者と被害者を引き離すための配置転換をさせます。被害者の精神・心身が危い場合は、産業スタッフによる相談窓口を案内してあげましょう。

加害者を処分する

パワハラがあったと認定された場合は、加害者に対するを処分します。どのような内容かにより懲戒処分するかどうか考えてください。また、加害者側から被害者に謝罪させるように促し、関係改善に向けての援助をします。関係改善が難しい場合は、被害者と引き離すために配置転換します。

クラッシャー上司の対策方法


クラッシャー上司による被害が発生した場合の対処法をご紹介しましたが、問題が発生しないことが何よりも大切です。部下が精神的・身体的に追い詰められて離職しないように、クラッシャー上司に向けた対策を打ちましょう。ここでは、クラッシャー上司の対策方法をご紹介します。

ハラスメント防止研修を開く

部下を指導する立場の上司にハラスメント防止研修を開けば、相手に対して不快を与えないコミュニケーションを意識するようになり、クラッシャー上司によるトラブルを抑制できます。

ハラスメント防止研修では、部下の指導とハラスメントの違いや相手に対して不快な感情を与えないための育て方を学びます。

クラッシャー上司は優秀な人が多いため、ハラスメント防止研修を受講させれば、部下とどのようにコミュニケーションを取れば良いかを理解できるでしょう。そのため、クラッシャー上司による被害が出ないように、対象者にハラスメント防止研修を受講させてください。

社内体制を見直す

クラッシャー上司との人間関係で悩み、一部の部門で離職が相次いでいる場合は社内体制を見直すのも1つの方法です。仕事のストレスが人間関係の場合は、異動させて関わらなくするなどで対処できます。

仕事は1人で行うものではなく、チームで行うものです。苦手な人を遠ざけて、人間関係が良好な別部署に異動させれば、結果的に社内パフォーマンスも上げられます。

ハラスメント相談窓口を設ける

クラッシャー上司による被害で、部下が精神的・身体的にダメージを受けて退職してしまわないように、ハラスメント相談窓口を設けましょう。その理由は、上司の厳しい言動に悩んでいても、先輩や同僚に悩みを相談できるとは限らないためです。

被害者の部下が1人で悩みを抱えないように、ハラスメント相談窓口を設けるのです。ハラスメント相談窓口は、人事部が運営する場合と外部専門家に委託して運営する方法があります。

まとめ

クラッシャー上司は優秀な人が多く、会社の業績に貢献しています。そのため、経営層から可愛がられており、指導しにくい存在です。しかし、クラッシャー上司が部下に厳しい言動を繰り返し、退職を促している場合は注意しなければいけません。なぜなら、部下が育たないためです。今回は、クラッシャー上司による被害が発生した場合の対処法から、問題が発生しないようにするための対策方法をご紹介しました。ぜひ、これを機会に、職場環境を見直してみてください。

「クラッシャー上司」のような上下関係に関する問題は、社内で声を上げにくい、社内でヒアリングしてもホンネが引き出しにくい等の理由から、解決が難しいのが実状です。
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