Exit interviewエグジットインタビュー

2023.7.18

エグジットサーベイの上手な活用方法!おすすめのツールまで紹介

今回はエグジットサーベイの上手な活用方法をご紹介します。この記事を読めば、退職者からホンネを聞き出すためには、エグジットサーベイまたはエグジットインタビューのどちらがよいかがわかるようになります。おすすめのツールまで紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

(はじめに)

退職者から退職理由を聞き出して職場を改善したいけれど、本音で話してもらえないと悩んでいませんか?このような悩みを解決できるツールとして「エグジットサーベイ」が注目を浴びています。

米国ではエグジットサーベイが多くの企業で利用されていますが、どのようなツールなのでしょうか?今回はエグジットサーベイについて詳しく解説します。この記事では、おすすめのツールまで紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

エグジットサーベイとは

エグジットサーベイ(Exit Survey)は、退職者の本音を引き出すための調査ツールを指します。アンケートページに選択形式で回答するだけなので、回答者の負担も少なく、本音を引き出しやすいです。 

退職者は「会社と円満退職をして、次の会社では活躍したい」と思っています。そのため、人事担当者が退職理由を尋ねても「キャリアアップのため」など本音ではなく建前の理由を話してくることでしょう。

退職面談など対面の場合は、なかなか本音で話せません。このような問題を解決して、退職理由の本音を聞き出すために、エグジットサーベイを活用していきます。

建前の退職理由には、どのようなものがあるか知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『10人中7人の退職理由が建前!?本音を引き出す4つの方法を紹介

エグジットサーベイとエグジットインタビューの違い

エグジットサーベイと比較されやすいものに、エグジットインタビューがあります。

エグジットインタビューとは、退職者1人1人に退職理由を聞き出す調査方法です。非対面で退職理由を調査するエグジットサーベイと、対面で退職理由を調査するエグジットインタビューのメリット・デメリットについて理解をしておき、目的に見合う調査方法を選ぶようにしましょう。

エグジットサーベイの実施方法

エグジットサーベイを実施する場合の手順は、以下の通りです。

  1. システムを用意する
  2. 質問項目を選択する
  3. 対象社員にアンケートのURLを送付する
  4.  データ収集して解析をする 

ここでは、各手順について詳しく解説していきます。

1.システムを用意する

まずは、エグジットサーベイのシステムを用意します。システムを用意する方法には、2通りの方法があります。

  • システム開発会社に依頼してエグジットサーベイを開発してもらう方法
  • サービスで売られているエグジットサーベイを利用する方法

 サービスで提供されているエグジットサーベイをおすすめします。なぜなら、リーズナブルな価格で導入できるためです。その中でも、アンケート項目をカスタマイズできるサービスを選ぶと、自社の目的に見合うツールが導入できます。

2.調査項目を決める 

エグジットサーベイを導入したら、ツールを立ち上げて退職アンケートの質問項目を選択していきます。

「社風・労働環境」「福利厚生」「人事評価」「人間関係」「給料」の5分野で、質問項目を考えていきましょう。質問項目が多くなり過ぎると、回答するのが大変になってしまいます。そのため、5分程度で回答できる質問数に絞り込みましょう。

3.対象社員にURLを送付する

退職者が出たら、退職日に退職アンケートのURLを送って質問に回答してもらうようにしましょう。

退職日に退職アンケートを実施することをおすすめします。なぜなら、退職届が提出されて引継ぎをしている段階で退職アンケートの協力を依頼すると「気まずくなるから、本音で回答できない」という事態になってしまうためです。そのため、退職日に退職アンケートを行うようにしましょう。

4.データ結果から職場改善を行う

退職アンケートに回答してもらった結果を参考にしながら、職場改善をしていきましょう。

例えば、上記のようなデータ結果が出た場合は、有給休暇が取得しやすい職場の雰囲気を醸成したり、人事評価を見直して透明性のある評価基準を発表したりすれば、従業員が不満を抱かずに働けるようになるでしょう。

このように、データ結果を参考にしながら、職場改善を行っていきます。

エグジットサーベイを実施する際のポイント

退職者の協力を得ることで、有益なデータが取得できます。そのため、エグジットサーベイを実施する際のポイントをご紹介します。

選択形式のアンケートを用意する

エグジットサーベイの調査方式は選択式にしましょう。なぜなら、記述式だと回答するのが大変になるためです。また、記述式だとデータ分析が難しくなってしまいます。

職場の問題点を把握するためには、定量データを収集して「どこに問題点があるのか?」を見つけることが大切です。そのため、選択形式のアンケートを用意するようにしましょう。

類似の質問を並べない

エグジットサーベイの調査項目を決める場合は、類似の質問を並べないようにしましょう。なぜなら、調査項目に偏りがあると、どこに問題があるか把握しにくくなるためです。

そのため、「社風・労働環境」「福利厚生」「人事評価」「人間関係」「給料」と幅広い調査項目を用意しておきましょう。

質問項目を絞り込む

エグジットサーベイの調査項目は絞り込むようにしましょう。なぜなら、質問項目が多すぎてしまうと、回答者の負担が重くなり、適当に回答されてしまう恐れがあるためです。そのため、5分程度で回答できるボリュームに抑えましょう。

A/Bテストを実施する

エグジットサーベイはA/Bテストを実施して、調査項目の内容や順番を見直すようにしましょう。なぜなら、調査項目を変えるだけで回答率が変わるためです。そのため、定期的にA/Bテストを実施してみましょう。

エグジットサーベイの目的を説明する

エグジットサーベイの目的を説明するようにしましょう。なぜなら、目的を説明しないと「悪い評価をすると、印象が悪くなって円満退職できなくなる」と懸念して協力が得られないためです。そのため、職場改善のために本音を聞きたい、人事担当者のみしか回答結果は閲覧できないなど、きちんと説明をしましょう。

エグジットサーベイなら「エグジットインタビューいっと」

エグジットサーベイのシステム選びに悩んだら「エグジットインタビューいっと」をご利用ください。ここでは、エグジットインタビューいっとの魅力をご紹介します。

エグジットサーベイの質問項目をカスタマイズできる

エグジットインタビューいっとのエグジットサーベイを利用すれば、「社風・労働環境」「福利厚生」「人事評価」「人間関係」「給料」に関する調査項目があらかじめ用意されています。そのため、調査項目を1から設計しないで済みます。また、調査項目のカスタマイズも簡単です。

そのため、エグジットサーベイの調査項目を決めるときの工数を削減できます。

エグジットインタビューを依頼できる

エグジットインタビューいっとであれば、エグジットインタビューを依頼できます。

キャリアアドバイザーや各種コンサルタントが退職者にインタビューをして退職理由の本音を聞き出します。エグジットインタビューのサービスをハラスメント相談窓口として利用する方も多いです。

そのため、従業員が社内の人に打ち明けにくいことを聞き出したいという方は、エグジットインタビューをご利用ください。

>>エグジットインタビューの詳細情報はコチラ

サポート体制が手厚い

エグジットインタビューいっとは、サポート体制が手厚いことが大きな魅力です。お客様に対して2名体制でフォローさせていただきます。退職者から本音を引き出し、職場の課題を見つけ、どのような改善施策を行えば良いか伴走します。

また、「エグジットインタビューを利用してみたいけど、お試しで体験してみたい」という方に対して、お試しプランなどをご用意。

そのため、職場の定着率を上げたい、職場の離職率を下げたいという方は、エグジットインタビューいっとがおすすめです。

>>エグジットサーベイツールの詳細はコチラ

まとめ

エグジットサーベイ(Exit Survey)は、退職者の本音を引き出すための調査ツールを指します。アンケートページのURLが送られてきて回答するだけなので、負担も少なく、本音を引き出しやすくなります。退職理由の本音を聞き出して、職場改善することは離職防止には欠かせません。そのため、離職率の高さで悩んでいる方は、ぜひ、エグジットサーベイをご利用ください。 

また、どのシステムを導入しようか悩んでいる方は、顧客伴走型のエグジットインタビューいっとをご利用ください。

エグジットインタビューいっとのお問い合わせはコチラ

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